FuelPHP 2.0

FuelPHP 2.0 最初のアルファ/ベータ・リリース」が紹介されています。変更内容について、あまりピンとこなかったのでたまには英文も読んでみるかと fuelphp の github も覗いてみたところ、Important Changes にびっくりなことが。

We also decided to adopt PSR-1, which means that instead of snake_case names the methods & variablenames are now camelCased.

「PSR-1 を採用するため、メソッドと変数名には、snake_case は辞めて camelCase にすることにしました。」
PSR-1 というのは、PHPフレームワークが採用すべき標準規約を定めたものです。その規約の中にメソッド名は camelCase にしなさい、というのがあって、FuelPHP がこの PSR-1 を採用するということはメソッド名が camelCase になるってことです。ちなみに今は snake_case。
camelCase / snake_case というのは、名前の付け方で、camelCase は名前の最初の単語をすべて小文字で、2つ以上の単語を組み合わせたメソッド名の場合は2つ目以降の単語の先頭の文字だけ大文字にするという規則。
snake_case はメソッド名に使われるすべての単語を小文字にして、単語と単語の間を _ (アンダースコア)でつなぐという規則です。

例えば、"get value" という意味のメソッド名を付ける場合、camelCase なら getValue() に、snake_case なら get_value() になります。

僕は camelCase の方が慣れていて好きなので歓迎なのですが、1.x 系で作ったアプリは 2.x 以降で使えない(メソッド名全部書き直し)ってことになりますよね。うむむ。
それ以外にもなんかすげー変わってるっぽいぞ。カプセル化を破壊する Static なメソッドはやめるとか。
例えば、 Validation::forge() というコードは $this->app->forge('Validation') に変わります。
っていうかこれマジ? 少なくとも表層的な部分は別物と言っていいくらい変わってる気がするんだけど。